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Author: Refugee Empowerment International

プロジェクト内容 レバノン南部ワディザインにある幼稚園では、100名の園児の受け入れが可能です。この幼稚園では、社会への適応学習も含む重要な幼児教育を子どもたちへ提供しています。 カリキュラムは、4歳から6歳の子どもたち向けの教育で、社会生活を学ぶためのアクテビティなどが含まれた内容です。子どもたちは数字を学んだり、チームを組んでのゲームや、美術工作などの活動に参加します。精神的にトラウマを抱えていたり、不安な生活環境で過ごしてきた子どもたちにとって、仲間とのゲームは特に重要です。この活動を通してチームワークや他者との信頼関係、自制や共有を学習します。加えてこのプロジェクトでは、幼稚園の先生もまた避難民であり、多くの教育従事者に生活の糧と、職務の技術を発揮する稀な機会を提供しています。 この幼稚園の先生たちは、少ない手持ちの資源のなかから子どもたちのためにさまざまな物を作りあげます。私たちが普段何気なく消費している紙コップや紙皿から子どもたちが喜ぶ動物、海の生き物、雪だるままで作り上げて、その創作の精神には驚くばかりです。 長期的な支援成果 この幼稚園は、いずれ避難民受け入れ社会であるレバノンの学校制度へ編入していく子どもたちにとっての教育準備施設となります。 教育制度の異なる故郷から、新しい社会に無理なくとけこめるよう、ここでその準備の学習ができるのです。 基金使途 基金は、教師、補助教員への報酬、教室の勉強用机などの備品類をまかなうために使われます。現在では、通園と自宅からのオンラインとに受講の方法を分けています。 支援成果事例 イスラーナウファルはシリアからやってきた女の子で絵を描くことが大好き。本やカバンなど自分の持ち物にはなんでも絵を描きます。入園当初5歳だったイスラーは、最初幼稚園に来ることが好きではなく、よく泣いて、友だちや先生とも話をしない子どもでした。学校の本や机に絵を描いてしまうイスラーに、先生は彼女の母親と協力して身の回りの整頓の大切さを教え、家でお絵描きの黒板を与えられて絵を描く楽しむことを学んだイスラーは、園内での落書きをしなくなりました。 やがてイスラーは文字や数字を習い、練習帳を使いこなし、整頓も上手になり、幼稚園へ通うことが好きになりました。 現地の状況 レバノンでは人口の4分の1を占める100万人がシリア避難民という状況下で、元来の不安定な国状に加え、避難民のうち40万人は子どもたちであり、レバノンの学校制度は大きな負担を背負っています。就学年齢の子どもたちのうち、およそ30%のみが教育を受ける機会を与えられていると推計されています。避難民の子どもたちにとって受け入れ先社会で生じるさまざまな困難に加え、大きな課題は使用言語の違いです。シリアの学校ではアラビア語が学校での使用言語なのに対し、レバノンでは英語とフランス語が公立学校の使用言語となっています。 幼稚園はNPO団体PARDから用地を提供され、運営管理は同団体のスタッフによって行われています。    ...

プロジェクト内容 カレンニソーシャルデベロップメントセンター(KSDC)は、9ヶ月にわたる講座で、若い人びとはここで人権や法律、民主主義、環境問題のほか地域社会で発揮できるリーシップのスキルを学びます。学習科目には英語やコンピューター学習のほか、環境に配慮した社会生活のあり方、性差のない社会づくり、平和主義的な社会活動、避難民も含む人権のあり方などが含まれます。毎年35名の若者が基本のコースを履修、その後履修生から26名の申請者が選ばれてさらに上級の地域社会管理課コースへ進みます。 REIはこのKSNDCの活動を数年にわたって支援しており、 履修科目内容の一貫性への改訂や、卒業生がやがて指導者として成長し、避難民キャンプやカレンニ州の地域社会に変化をもたらす役割を担っていく様子など、その内容の刷新の進行や、講座の効果を目の当たりにしています。 長期的な支援成果 2002年以来、500名の卒業生がキャンプの運営委員会に就職、各NGO団体、カレンニ州の地域社会での人びとへ人権について指導を行い、より良いサービスの提供が政府からなされるよう働きかけています。多くの若者にとって、自らの両親や身近な友人達が経験してきた困難を知っていることが、彼女たち、彼たちをこの指導的な活動へと駆り立てる原動力となっています。 基金の使途 提供される基金は、履修生の健康衛生費や教師の報酬、教材費をまかなうための費用として使用されます。 支援成果事例 2005年のKSDC卒業生であるロージーは話します。「この講座を履修して得たことは、知識の習得のほか、人前で発言をする自信です。私の履修科目は特に指導的役割を果たす準備に役立ちました。私は過去10年間カレンニウイメンズオーガニゼーションで勤務し、4年前管理職へと昇進しました。」 アンソニーは2003年に基礎コースを履修し、現在カレンニキャンプ1で公安および警備管理部門に勤務しています。「私の職務の最優先事項は、安全で秩序のあるキャンプ社会の運営です。さらに、私法、民事法に則り、被告原告双方に公平な裁判を行うことです。」 現地の状況 過去20年間にわたり2万2千人を超えるカレンニの人びとが故郷のミャンマーカレンニ(カヤー)州から追われて避難民生活を送っています。また多くの人びとがカレンニ州内にも州内避難民として存在します。 カレンニソーシャルデベロップメントセンターは2002年にカレンニキャンプ1に設営され、キャンプに住む人びとに教育の機会を提供する目的で、市民団体が運営しています。雇用と教育の機会の限られた環境にあるキャンプ在住の避難民の多くが、人権や自分の利益を守るための手立てを知りません。 全てのKSDCの教師は彼女、彼ら自身も避難民の立場であり、その多くがこの講座の履修生です。 REIはKSDCの活動を2002年以来支援しています。...

プロジェクト内容 避難民能力開発プログラム(REEP)は、ナイロビに住む若い避難民の、受け入れ地域社会への定住と経済的な自立を目的とした能力開発教育です。 REEPは英語、スワヒリ語の識字教育、基本的計算能力教育のほか、就業に必要な実践技術教育、社会教育などを提供するプログラムとなっています。 若い避難民の人たちに向けて、職業訓練や、職業斡旋、見習生制度、起業開発など、実践的な内容のトレーニングも含まれています。 それぞれの地域に配置された代表の若者がリーダーとなって、他の若い仲間たちへプログラムへの参加を促す役割を果たしています。 また、このプログラムは地域の諸管轄と連携して、避難民の法的な支援や知識の教育も提供しています。 避難民の受け入れ先地域社会から、英語、スワヒリ語などの語学、また治安、法律など各分野の専門家がプログラム内の講座に参加協力して、脆弱な立場から危険にさらされやすい避難民の若者たちを支援、保護しています。 長期的な支援成果 都市避難民と称される若者の地域への定着と融合を目指し、長期的な結果として、社会の治安と経済の安定をもたらすことも目標としています。 この目標はこれまでにこのプログラムを受講した人びとの成果でその実効性が証明されています。 これまでにふたつのプログラムが施行され、400人を超える履修生が就業または起業を成立させています。 このプログラムによって避難民の若者は、短期一時的な支援でなく、長期的な計画を目指せる支援を得て、自分の能力で自立した生活を送れるという、私たち誰もが望む目標を達成しています。  基金使途 提供された基金により、職業訓練、法的支援、語学習得のトレーニングクラスがまかなわれます。 支援成果事例 ビジマナフランソワ氏はルワンダ出身の避難民で、このプログラムを2017に卒業後起業し、地元で親しまれているマンダジというドーナツの販売を始めました。起業後2年のうちに、いとこと始めた小さな販売店舗から規模を4倍に拡張、8名を雇用して24時間操業するビジネスへと発展。業務用小麦粉3袋を消費する規模の販売から、一日に72袋を消費するまでの規模へ成長しました。 スマヤは夫を殺害され、ソマリアからケニアとへやってきました。当初スワヒリ語も英語も話せない彼女でしたが、語学のクラスを履修してからビジネストレーニングも履修。基本的な会計と法律を学んでからケータリング業務の職業訓練も受けました。今彼女は食材販売店を経営し、3人の子供たちとともに自分で賃貸した部屋に住み、もう友人を頼っての暮らしではなく、自立した生活を送っています。 現地の状況 ケニアはアフリカで、エチオピアに次いで避難民の受け入れ率の高い国です。 多くの避難民はカクマとダバーブの2大避難民キャンプに住み、食糧配給、医療支援などに頼って暮らしています。 その中で、経済的自立や、地域社会の一員としての暮らし、安全を求めて都市部へ流入する避難民の人びとも一定数います。 しかし都市部での現実は厳しく、多くのケースで孤立による孤独感や、貧困また虐待などの危険にさらされています。 その危険とは法的に脆弱な立場であるための不当な逮捕や拘留、また過酷で劣悪な条件下での労働を強いられるといった可能性で、ほかに犯罪組織の活動に利用されてしまうケースも多く見受けられます。...

プロジェクト内容 摂取中毒防止プログラムは、タイミャンマー国境にある5つの避難民キャンプ内の摂取中毒障害に対応しています。中毒患者への治療プログラムの施術や、摂取障害に関する防止的教育を学校や地域社会に広め、またプログラム施術者育成の教育も行なっています。その摂取中毒防止プログラムは90日の入院治療で、解毒治療、回復期治療、再発防止教育、社会復帰の各施術行程からなる内容です。施術内容は地域の文化に根ざした自然的治療法を採用し、鍼灸治療法、漢方薬、ヨガ、水浸法などを用いて行われます。 この治療プログラムの治癒成功率は60%と同例の施術プログラム比較でも高確率を達成しています。これは自然的治療法の採用と、社会復帰の治療行程における回復者への敬意が大切にされていることがその成功要因となっています。 防止教育の普及は該当する摂取障害の人びとやその家族、友人など本人たちを取り巻く人間関係の社会を大きく超えて、何千人ものタイミャンマー国境地域の避難民およびキャンプミャンマー国内にも広がっています。学校では生徒が力を結集して学校でのイベント、フリスビー大会やコンサートなどを設営し、その広報の媒体を利用してあらゆる薬物類の摂取障害に対する問題意識の啓発普及に務めています。 既存の治療施術技術者たちは新規の、また施術技術復習のための施術者育成のトレーニングも行っています。現在5名のキャンプ駐在施術指導員および1名の統括指導員が100名以上に行き渡る施術技術指導を行っています。 長期的な支援成果. 2014年にREIは摂取障害治療マニュアル作成のために基金を提供。完成したこのマニュアルは各キャンプで活用され、施術技術者の手の届きにくい遠隔地などミャンマー国内各地でも活用されています。 治療を受けた多くの人びとが回復期治療の一環として治療所や他のキャンプにおいて働き、摂取中毒の危険性についての認識を広める役割を果たしています。 基金の使途. 治療施術に使われる医療備品、治療中の食料、スタッフの報酬などを基金がまかなっています。 支援成果事例 治療を受けた人の妻がその体験を語ります。「夫が治療所へ通う前は夫婦喧嘩ばかり、私たちの家庭の絆は引き裂かれ、不満が絶えませんでした。彼が治療を受けてからは全てが変わりました。治療前とその後では生活の内容が比較にならないほど良くなり、彼の変化を大変喜んでいます。これからふたりで新しい将来を作っていくことができます。」 現地の状況 タイミャンマー国境では多くの避難民の人びとが20年以上にわたってキャンプ内で生活を送っており、この状況はやがてひとに絶望感からそのはけ口を求めさせる原因となり、一時的な逃避願望から薬物へ依存することがやがて虐待や暴力、犯罪へと結びつく結果となっています。 ミャンマーはアヘン、ヘロイン、覚醒剤原料の世界有数の生産国であり、薬物、ドラッグの売買が経済活動の中心とされています。そして薬物販売者のキャンプへの出入りがたやすいという事実もあります。 このプロジェクトはDAREによって運営されています。...

プロジェクト内容 このプロジェクトは、イートゥター国内避難民キャンプおよびミャンマーカレン州の5つの村の新生児の母親へベビーキットを支給する内容です。ベビーキットには、洗濯用洗剤、石鹸、赤ちゃんのおくるみ布、爪切り、そして現地の女性たちに必ずしも行き渡っていない、出産後の母子の衛生管理にとって重要な情報を掲載した小冊子が含まれますこの衛生管理情報の普及活動は、ベビーキット支給を行うヘルスワーカーが母親達と直接対面できることで、多くの現地の文盲の女性達にも衛生管理教育について説明できる機会であり、妊産婦および新生児死亡率の改善につながるきわめて重要な活動です。 ベビーキットに含まれる石鹸や洗剤といったものは、私たちにとってはごくあたりまえに手に入る日常生活用品ですが、多くのミャンマーの国内避難民にとって、特に新生児の母親となる女性たちにとっては入手困難な贅沢品です。 ベビーキットに加えて基金は、妊娠3ヶ月までの女性たちに毎月1kgの豆類の支給も賄っています。この活動は、現地で栄養学的見地の無知から欠落しがちな、妊婦の栄養摂取による胎児への影響についての意識を高めることに役立っています。 長期的な支援成果 各地域に衛生教育を行き渡らせることは問題の改善に直接つながります。私たちはこのベビーキットの支給によって、母子のみならず地域全体がいかに力づけられてゆくかいうことを目の当たりにしてきました。多くの女性たちが妊娠出産育児についての知識を深めてゆくにつれ、母親としての自信をも深めてゆくのです。ある母親たちによると、この衛生教育を体験するまで、初乳を新生児に与えることの大切さを知らずにいて、それまで伝統的に初乳を廃棄していたことや、規則的な授乳を行っていなかったことなどに気付かされました。 基金の使途 基金によりベビーキットの中身、ヘルスワーカーの交通費、食料、衛生ワークショップ設営費がまかなわれます。 支援成果事例 ある母親は言います「避難生活の間には充分な食糧や衣料品も住居もなく、ひとつの場所から次の場所へと移動が続きます。そんな時に受けとったこのベビーキットは私たちを大変励ましてくれました。その中身はおくるみ用の布や石鹸といった簡素なものながら、この贈り物は到達困難な配給ルートをかいくぐり私たちの手元に届いた、誰かの、私たちへの支援の意志を象徴していました。そのことに私は大変力づけられたのです。」 あるキャンプリーダーは語ります。「私たちの地域ではこのベビーキットの支給があるおかげで、この困難な状況にあって母と子がその恩恵を受けています。たとえ数点の品物ながら、母親がこれを受け取ることで家族全体に喜びをもたらすのです。この活動の継続と拡大を望みます。」 現地の状況 ミャンマーのカレン州では、長い間この地域に住む母親と子供たちは極端な貧困のための劣悪な衛生環境と教育の欠落に苦しんできました。ミャンマーの妊産婦および乳幼児死亡率は世界でも最も高い率を示しています。 停戦協定ののちも、村部住民たちは軍部の標的にされて家を追われています。ある人びとは 、イートゥターのような国内避難民キャンプにたどり着き、またある人びとは近隣の村へ逃げ不安定な状況下で暮らしています。医療の提供を受けるのに何日もかかるような状況下で地域を助けるヘルスワーカーたちは、村から村へと物品を支給するにもさまざまな困難に直面しています。 このプログラムは地域に密着した組織であるカレンウイメンズオーガニゼーション(KWO)によって運営管理されています。組織のメンバーは全員が避難民または国内避難民という立場にある女性たちです。...

このプロジェクトは、イートゥータ(Ee Htu Hta)国内避難民キャンプを含む、ミャンマーのカレン州内5つの村で600個のベビーキットを提供するものです。私たちは日常生活の便利さを当たり前のように思っていますが、避難民コミュニティーにはそうしたものがほとんどありません。石鹸など基本的な衛生用品でさえ、強制退去を受けた個人、特に母親や新生児には手に入らないのです。

REIでは、随時インターン生を受入れております。現在は、特に以下の方を歓迎しております。 日本語を母国語とするか、あるいは同程度の日本語能力があり、ある程度英語でのコミュニケーションが可能な方(今後、英語力を高めたいという熱意のある方も歓迎)。人道的な問題に関心が高いことが望まれます。英語力よりも日本語力を重視し、また長期ご希望の方を優先致します。 データ整理、外部及び内部コミュニケーションのサポート、文書作成、問合せ対応などの一般事務ほか、ファンドレイジングイベント企画運営、渉外交渉同伴など、ご希望とやる気に応じて様々な経験が積めます。 勤務時間など詳細は要相談。ご興味のある方は以下にお問い合わせ下さい。 info@rei-npo.org...

私たちはREIが支援するプロジェクトで避難民の人たちに、自分の好きな料理のレシピとそれにまつわる思い出を送ってくれるよう提案しました。彼らの反応は素晴らしく、数ヶ月以内に「エスニックグルメの夕べ」を行いたいと考えています。 食べ物は、私たちの生活の重要な一部であり、生まれ故郷を離れた人々にとっては特に大切な意味を持っています。それは、ふるさとを離れても、文化を共有するためのひとつの手段でもあります。何世代にもわたり家庭のなかでたくさんのレシピが受け継がれ、人々は多くのものを失ったとき、そうした文化を引き継ぐことの大切さを改めて感じるのです。 私たちのリクエストに応え、Karenni Social Development Centreの学生たちがレシピとその思い出を綴る冊子まで作ってくれました。...

REIは「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」の助成対象団体に選ばれたことをとても嬉しく思います。このファンドは、持続可能な開発目標 (SDGs) に対して積極的な役割を果たしているNPOの組織基盤の強化のための海外助成プログラムです。チャートでご覧いただけるように、REIはSDGsの様々な側面で働きかけています。この一年は、今後の支援活動の発展のために、これまでの活動のアセスメントと企画、そして実施に向け取り組んでまいります。 ...

REIは今年40周年を迎えます。 1979年の設立以来、たくさんの変化があった一方で少しも変わらない点もあります。世界の難民危機は拡大し、何百万もの人々に計り知れない苦難をもたらし続けています。REIは、紛争により行き場を失くした人々に希望と機会を与え続けていることをとても誇りに思っています。この10年の間に、REIは資金援助の重点を主に、人々が自ら生活を再建し、コントロールする力を取り戻すサポートをするプロジェクトに置くようになりました。 シリア難民のMaya Ghazalさんは最近のTED Talkで、「私たちを信じてください。きっと皆さんを驚かしてみせます」と話しています。REIはこの言葉が真実であることを知っていますが、私たちが出会った人々が達成して来たことに必ずしも驚いているわけではなく、とても励まされているのです。紛争により行き場を失くした人々を40年間サポートしてきた結果、私たちはこうした希望あるニュースをみなさんにお知らせできることても嬉しく思います。...