Agency: DARE Network
コミュニティの防止教育は、薬物中毒者自身からその家族、友人、近隣の人にも行っている。DAREネットワークの活動は、タイーミャンマー国境とミャンマー内のキャンプに住む数千人に届いている。
薬物中毒防止と教育の研修プログラムは、治療のサイクルや防止教育を学校やコミュニティで行い、薬物関連の活動家に研修を行う。
治療のサイクルは90日間の住民に対するプログラムで、解毒、回復、再発防止、完全な回復となる。このプログラムで、直接に100人の男女及び青年、間接的には治療中の人の家族のメンバー600人が恩恵を受ける。
DAREネットワークの成功率は60%以上という高い数字で、それは回復しつつある人々を尊重するので、再び社会に復帰できるという側面があるからである。
薬物中毒防止教育は、タイーミャンマー国境沿いの5つのキャンプで、女性サポートグループや、コミュニティに広くいきわたるイベントや意識向上のキャンペーンを通して行われる。ポスターやビラを使って、さまざまな薬物の乱用に関する情報を広める。このキャンペーンは22,000人もの人に届くであろう。
DAREの常駐スタッフの教育者のチームは、新たな中毒防止教育に取り組む人達に研修を行い、すでにボランティアをしている人には再教育を行っている。現在5人のキャンプ中心に活動している人と1人の主任指導者がいて、彼らが進行中の研修サービスを行っている。これは100人以上に恩恵を与えるであろう。
追加情報
20年以上の間、タイーミャンマー国境沿いのキャンプには、多くの難民が住んでいて、このような状況は、絶望と暴力的な爆発につながる。薬物依存は一時的な逃避の手段で、暴力、中毒、犯罪につながる。人々は故郷ミャンマーに戻り始めるので、コミュニティを再建し、その地域で行われている薬物取引のために起こる誘惑に負けないようにする準備を確実にしておくことが重要である。