Agency: Karenni Social Development Centre
カレンニ・ソーシャルディベロップメント・センター(SDC)は、2015年6月から50人の青年のために10ヶ月の研修を行う。そこでは非暴力による社会変革、環境保護、法的権利、人権、ジェンダーの問題、子どもの権利、コミュニティの活動について研修する。
卒業すると彼らは移動トレーナーとなり、地域のコミュニティ外で人権、環境、法律の知識を広める。
SDCはまた、卒業生のためにコミュニティ運営管理上級コースを開き、彼らが地域の組織でリーダーシップをとれるように準備する。
学生は上記の科目に加えて、コンピュータスキルを習い英語の授業も受ける。教室での授業が9ヶ月で、1ヶ月はコースで学んだことに関して現場で証明や証拠を集める。
学生は地域の高校やキャンプの組織の中から選ばれ、またカレンニ州の中からも選ばれる。男女は同じ人数である。SDCは、あまり教育を受けていない人でも非暴力の社会変革について学ぶ強い意欲を表明すれば、全ての応募者に関して受け入れを考慮する。指導者は全員難民コミュニティ出身で、多くはSDCの卒業生である。
追加情報
過去11年間以上、SDCは難民コミュニティ出身の294人の活動家に研修を受けさせてきた。多くはビルマに戻りカレンニ州内のコミュニティで、多大の個人的な危険を背負ってKSDCのカリキュラムを教えている。それでもほとんどがカレンニの組織のスタッフに加わり、難民が自分の権利を知り自分たちのコミュニティを作ることを確実に行い続け、やがて来るカレンニ州への帰還に備えている。
成果
この研修は、23人の女性難民と22人の男性難民に対して行われた。彼らは今ではこの知識を自分たちのコミュニティやそれ以外にも、NGOやコミュニティベースの組織を通して広める技術も持っている。SDCはまた、20人の学生にコミュニティの組織や動員や他の科目に関して上級の研修を行った。この難民たちは今ではコミュニティの指導者となる技術を持ち、SDCの指導者になる人もいるだろう。SDCはまた自由で公正な選挙、土地の権利、生まれながらの固有の権利に関する研修をコミュニティの約100人に対して行った。コミュニティのメンバーは今では自身の権利に関しより多くの知識を得て、地域の多くの人から、知識を増やすためもっと多くのワークショップを開いてほしいという要請があった。今年SDCは50人の活動家と20人のコミュニティ指導者を生み出した。
ケ-ススタディ
私は自分のコミュニティを援助したかった。組織の仕事は私に強烈な印象を与えるものでした。学校での勉強は多くの興味深い科目を学べて非常に良かったです。
カー・ラ・レイ