未来の構築:薬物中毒防止と支援のためのコミュニティ用のマニュアル

Published
2014年05月07日

Agency: DARE

このプロジェクトでは、タイービルマ国境に住む難民コミュニティのメンバーと、ミャンマーとも言われているビルマ国内で最終的に国内避難民となった人に、薬物中毒防止と支援に関しコミュニティでのトレーニングマニュアルを提供する。マニュアルは、10年以上前に地域の難民コミュニティのメンバーにより準備され教えられてきたDAREの以前のものを最新のものに修正した。 以前のマニュアルとDAREのプログラムは、ビルマと東南アジアの避難民コミュニティの多くを襲った薬物中毒危機と闘うのに役立ったことが証明されている。この最新のマニュアルは、中毒の危機に瀕している今、活動の区域を広げ、よりきめ細かい治療と教育を行うというDAREの目標にとって極めて重要だ。

マニュアルは、ビルマのすべてのコミュニティ、特に避難民のコミュニティと、タイービルマ国境のコミュニティで、重大な薬物中毒の危機に対処するために作られ、常に現実に沿って新しいものにしている。DAREのプログラムの役員たちはすべて地域コミュニティのメンバーで、薬物中毒がコミュニティにもたらす特有の難題を理解し、支援を必要としている人にうまく対応できる。マニュアルはビルマ語で書かれ、何年も使えるように盗まれたり損傷しないように保護される。

追加情報

REIは約10年間、DAREのプログラムに支援金を提供してきた。 DAREネットワークは、ほとんどがビルマの少数民族出身の難民で構成されていて、数10年にわたり彼らは家族でビルマでの少数民族への暴力から逃げてきている。このプログラムは、薬物中毒をなくす闘いが大きくなり成功の兆しが見えてきている。このマニュアルでDAREは活動の場を広げ、薬物中毒の専門家と活動家により良いトレーニングをすることを望んでいる。

成果

DAREは、ビルマ語とカレン語で書かれた273ページのトレーニングマニュアルを印刷したもの2000部を受け取った。このプロジェクト中にマニュアルが印刷されキャンプで薬物中毒治療の1サイクルが試行された。DAREのスタッフは、翻訳、英語の知識、種々のコンピュータースキル、とりわけこのプログラムと治療に関する知識を高めることなど多くの分野で改良した。このマニュアルのおかげでDAREは規格化された治療をより多くの患者に行い、人々が自分たちのコミュニティを支えるようにしている。 DAREは、このマニュアルがカレン州や難民が定住している他国でも、キャンプで使われることを望んでいる。