REIの案内とQ&A

案内

REIは現地で避難民と救援活動をしているNGOに資金援助をするために、日本国内で募金をしています。

REIは1979年に設立されました。

はい、REIは独自の定款と理事会をもち、政府機関や他のNGOから完全に独立して運営しています。

REIのスタッフはボランティアで、日本人と、東京近郊に在住している外国人たちです。主婦、ビジネスマン、外交官など幅広い分野の人たちです。

活動案内

REIの年間募金額は年によって異なります。現在までに総額1150万米ドル以上を募りました。

REIでは多くのプロボノ(専門家としての職業知識・スキル・経験を活かすボランティア)の支援のおかげで運営費を抑えることができています。REI のご寄付は適切な支援プロジェクトの審査、選定、資金提供、そして支援後の経過フォローアップ視察に使われます。

1つのプロジェクトを援助する額は最高25,000米ドルです。正確な援助額は個々のプロジェクトと予算次第です。次年度に援助を再申請するNGOもありますが、最長5年間、もしくは10万米ドルを上限に支援を行っています。

REIは、コミュニティ全体に利益をもたらすプロジェクトを支援します。

これによりその地域に属する多くの個人が確実に、より良い将来へ繋がる機会を得られるようにします。

REIの活動には政治亡命者に対するサポートは含まれていません。REIが支援するプロジェクトとしては主に、第二国にいる避難民(自国から隣国へ逃れた難民)や国内避避難民、自国へ戻った帰還避難民のニーズを中心に取り組んでいます。

REIは、無償のボランティアと個人・法人からの有形・無形のご寄付のおかげで、人件費や賃料をゼロにし、他のコストをも低く抑えることができるのです。

プロジェクト案内

REIが資金を援助する際に明確な基準があります。

REIは、避難民や紛争のために国内で避難した人々を直接支援するプロジェクトや、自国に戻った帰還避難民の再定住を支援するプロジェクトを援助します。

REIは避難民の中でも、とくに子ども、高齢者、障害者、女性など弱い立場にある人々を援助します。

REIは小さな地域社会で地元の人々から受け入れられて活動し、現場の状況を直接把握しているNGOなどの組織のプロジェクトを選んでいます。場合によってはREIの資金は、NGOが大規模なプロジェクトを開始したり、継続するために、政府や援助機関からの資金が得られるまでのつなぎ資金として使われます。

支援プロジェクトには3つのカテゴリーがあります。緊急支援、基礎インフラの提供、自給自足や自立・互助を促進するプログラムです。

REIは世界各地、とくに途上国や戦争被災国で多くの避難民や国内避難民を出している国の救援プロジェクトを支援しています。過去35年間にアジア、アフリカ、南米、東欧など50カ国以上のプロジェクトを支援してきました。

REIでは、支援プロジェクトの詳細な予算や収支報告を含む、申請書や報告書を求め、厳格に審査しています。

また、援助したプロジェクトの現場を視察したり、現地の他の組織や避難民救援機関を通して、支援先の団体をモニターしています。

REIはプロジェクトを直接運営する海外へのスタッフ派遣は行っていません。私たちは、救援活動を行う地元NGOのために日本国内で募金集めをしたり、一般の人々に避難民の窮状を知ってもらうような活動をしています。