ソランジュさんは、ナイロビに住むコンゴ出身の避難民です。彼女がREIが支援する職業スキルトレーニングを受けるまでは、6人家族を支えるのは夫の役割でした。夫は布を売り歩く行商でしたが、その収入は安定的ではありませんでした。ソランジュさんがより安定した収入源を得たいと考えていた時、REIが支援するビジネス能力開発プログラムについて知り、参加する機会に飛びつきました。そこで新たな知識とスキルを得てプログラムを修了したソランジュさんは、どのような事業を始めるべきか、真剣に考え始めました。プログラムでは市場調査の方法を学んだだめ、自分の近所を見回し、どのような事業が欠けているかを見渡しました。そこで、近くに肉屋がなく、そのため近所の人々は遠くまで足を運んで肉を求めに行っていることに気づきました。そこで夫とともに、牛肉、鶏肉、ヤギ肉を売る肉屋を開きました。ソランジュさんは、プログラムで学んだことをすべて実践に移しました。 接客方法や、店頭を清潔に保つことなどです。しかし、新しいビジネスには課題もあります。今、頭を痛めているのは、常に修理を必要とする冷蔵庫です。でも、店は大きな成功を収めており、夫が行商を続ける必要はなくなりました。 開店してわずか2年後には、地元のケニア人男性をアルバイトで雇うことができました。 彼は夕方の時間帯に来て、店先で肉を焼く役割です。彼は、ソランジュさん夫妻のおかげで自分の家族を養うことができていると話してくれました。ソランジュさんは現在、店を拡大したいと考えています。そして、いつか新しい冷蔵庫やミートスライサーを買う余裕も出てくるだろうと言います。今は、4人の子供たちを学校に通わせることができることにとても満足しています。REIが支援するビジネス開発トレーニング・プログラムは、ソランジュさん家族の生活の向上に大きく貢献しました。ソランジュさんはそれにとても感謝しています。「お店は安定した収入になるし、新しいお客さんもどんどん来てくれる。人は毎日、食べなくてはいけないからね!」