REIが資金提供している避難民支援プロジェクトの取り組みは、一般ビジネスの取り組みと多くの共通点があります。
最近のジャパンタイムズの記事の中で、EntelecoおよびGlobal Perspectivesの共同創設者でありディレクターでもある紀ノ岡トーヴ氏は、REIの活動が持続可能性の実践と一致していることの重要性を強調しました。紀ノ岡氏は、さまざまな組織の持続可能な成長に取り組む自身の仕事が、REIの活動と通じるものがあると述べています。
記事の中で紀ノ岡氏は、避難民について次のように述べています。「彼らは援助に頼ることを望んでいません。それには尊厳がありません。だからこそ、REIが取り組んでいるプロジェクトは、地域社会がレジリエンス(回復力)を築き、自立を支えるためのスキルや知識を身につける方法を見つけ出しています。REIはトレーニングやスターターパック(多くの場合、彼ら自身のアイデアを基にしたもの)を提供することで、彼らの自立を助けています。このモデルはかなり成功していることが証明されています」。
紀ノ岡氏は長年にわたるREIの支援者であり、運営委員会のメンバーでもあります。彼女は「REIは、すべてのプロジェクトが『避難民による、避難民のための』ものであり、人々が生活を再建するための支援を提供しているという点で、とても相性が良い」と述べています。
最近紀ノ岡氏はREIと共に、タイとミャンマーの国境地帯にある3つのREI支援プロジェクトを視察する現地訪問に参加しました。彼女は現地で資金提供の影響とその持続可能性を直接目の当たりにすることができました。「プロジェクトのインパクトがあることはこれまでも知っていましたが、現地のプロジェクトチームが非常にプロフェッショナルであるということは、今回初めて実感しました。チームは組織的で、コミュニティにとって最善のことに明確に理解しており、限られたリソースを最大限に活用する能力に長けています。プロジェクトの内容も非常に感銘を受けました。たとえば、カレンニーの学生たちとリーダーシップのアプローチや環境問題について対話したことは、REIの使命が私たちGlobal Perspectivesの持続可能性やリーダーシップの取り組みと明確に一致していることを改めて確認させてくれました」と彼女は述べています。
また、プロジェクトが異なる背景、文化、年齢の人々をひとつにまとめ、共通の目標に向かって効果的に協力していること、そして多くのチームが女性主導で運営されていることにも触れています。
Blog by Isabella Drysdale, intern 2025