以前のブログでも触れましたが、メディアはしばしば避難民や国内避難民(IDPs)のイメージを歪めて伝えてしまいます。
「避難」「トラウマ」といった側面だけで語られることが多い一方で、実際の姿ははるかに豊かで複雑です。
避難民は、エネルギッシュで、志を持ち、創造的で、思いやりのある人々です。私たちと同じように、自分の人生を自分で築く機会を持つべき存在です。
メディアでは避難民が移民とひとくくりに扱われることがありますが、両者は全く異なります。
移民はより良い機会を求めて国境を越える選択をしますが、避難民は故郷を離れることを望んではおらず、「離れざるを得なかった」人々です。
家族、家、仕事といった、人生の基盤を失った人が、なぜわざわざ言葉も文化も仕事も未知の国に移りたいと望むでしょうか。
だからこそ、避難民や国内避難民の94%が、故郷の近くの、慣れ親しんだ文化圏にとどまることを望んでいるのです。
IDを失っても、文化は揺るがないアイデンティティ。その文化に守られながら生きたいと願うのは、ごく自然なことです。
REIが支援するプロジェクトを訪れると、このことを強く実感します。
歓迎の歌や踊り、儀式など、その土地ならではの文化で迎えてくれることが多くあります。それらは単なるイベントではなく、「私たちはここに生きている」という誇りそのものです。
文化や地域の知恵に根ざした、現地主体のソリューションだからこそ、より持続的で公正で包摂的な未来が生まれます。
避難民は変化が起こるのをただ待っているのではありません。
自分たちですでに変化を生み出しているのです。
REIの役割は、彼らのビジョンを尊重し、パートナーとして寄り添い、共に歩むことです。
それこそが、未来をつくる真の支援だと信じています。