研修の後に

Published
2026年10月23日

ナイロビ現地訪問からの考察

2026年9月、REIのチームは、REIが支援するケニア・ナイロビの起業支援プロジェクトを訪問しました。

「難民エンゲージメント・エンパワーメント・プログラム(REEP)」は、ビジネス研修と職業訓練(理容、ケータリング、縫製、整備)に、心理社会的支援、開業キットの提供、継続的なフォローアップを組み合わせたプログラムです。

訪問のタイミングは、あいにくのものでした。ちょうど前の週に、ケニア政府が外国人商人への取り締まり強化を発表したのです。これは特に難民を標的にしたものではありませんでしたが、訪問には確かに影響を及ぼしました。その結果、嫌がらせや不当な扱いを受けていた受益者もいたためです。訪問チームの一員であるナオミが語ったように、今回の訪問は、REIが支援するプロジェクトが逆境の中でどれほど持ちこたえられるかを試す機会となりました。

全体として、参加者たちは、このプロジェクトが収入と貯蓄の両方を生み出していると語りました。多くの人が、行商に頼っていた、あるいは仕事がまったくなかった状態から、自分の事業を営み、貯蓄をし、場合によっては他の難民を雇用するまでになった経緯を話してくれました。

2015年にブルンジから来たフェリックスさんも、その一人です。大学を出た測量士でしたが、資格がケニアで認められず、バイクを所有することさえできないまま、バイクタクシーの運転手としてその日暮らしを強いられていました。研修を受けた後、彼は理容店を開業し、貯蓄を始めました。現在はそれに加えてネットカフェと野菜農園も経営し、2人の難民を雇用しています。

収入だけでは、もろさがつきまといます。最も大切なのは、人々が身につけたスキルです。混乱に見舞われて事業を畳まざるを得なくなっても、習得したスキルはその人の中に残ります。機材を盗まれたブルンジ出身の受益者は、こう語りました。「でも、私の知識までは盗めなかった」

訪問チームのもう一人のメンバーであるギュネスは、次のように総括しました。「起業は、難民を経済的・安全面のリスクにさらすことがあります。しかし、就労に結びつくスキルは、必ずしも資本を必要とせず、いざというときの支えになります」

心理社会的支援も、このプログラムの重要な柱です。それは自信を育み、参加者が声を上げ、自分を「ただの難民」ではなく、尊厳ある一人の人間として捉えられるよう後押しします。

現地訪問を通じて見えてきたのは、こうした効果が波及していくということです。修了生は新しい顧客を呼び込み、中にはコミュニティ・モビライザーになる人もいます。たとえばフェリックスさんは現在、コミュニティ・モビライザーとして、他の難民に機会を紹介し、支え合いのネットワークを築いています。

口コミで広がる例もあります。元行商人のフィレモンさんは、ビジネス研修を受け、2025年に理容店を開きました。かつてフィレモンさんと一緒に路上で商売をしていたエノックさんは、彼が成功している姿を見て研修のことを知り、プログラムに登録しました。

持続的な成果は、決して簡単に得られるものではありません。難民が安定を求める道のりには、数多くの課題があります。ナイロビでは、参加者から、身分証や就労許可の取得に必要な手続き、外国人商人への差別や敵意(たとえば、客が代金の支払いを拒むこと)、高い家賃、食料などの基本的なニーズが満たされないこと、そして変わりやすい政治情勢についての話が聞かれました。これらはしばしば重なり合い、複雑な状況を生み出しています。

こうした前進は、決して保証されたものではありません。だからこそ、長期的な支援が重要なのです。

皆さまのご支援が、研修を、持続的な自立へとつなげます。