アートのプロジェクト、トルコ

Published
2015年08月01日

Agency: Mercy Corps

このプロジェクトは、シリア難民の若者とトルコの若者をつなぎ、アートを通して生活のスキルを強化することを目指している。プログラムの参加者はそれぞれ個々の絵画を創作し、それからどの部分を使うかを一緒に決め、シリア人とトルコ人それぞれ1人ずつの2人のアーティストの指導のもと、コミュニティ内で2つの壁画を創る。そしてマーシー・コープのコミュニティセンターと地域の別の建物に描かれ、壁画は一般の人が見られるようになり、また地域メディアの報道を通して写真を見ることができる。

参加者は生活のスキルを学ぶクラスにも参加する。そこでは自尊心を高めること、コミュニティを作ること、感情のコントロール、ジェンダーやそれに基づく暴力についての理解、その他多くを学ぶことを主眼としている。

このプロジェクトを通してマーシー・コープは、難民と受け入れ国の参加者の異文化間の相互理解の強化を望んでいる。また子どもたちが心配や不安を抑えること、悩みや何が自分にとって大切かについて話すこと、自分の思いを話すことの実践の仕方を教える。 

追加情報

最新の数字では170万人のシリア人が、他のどの国よりも多くトルコに逃げてきている。全シリア人難民の50%以上が子どもで、その3人に1人が12~18歳である。