シリのインターンシップ2014

Published
2021年09月09日

私はシリです。ノルウェー出身で、2014年の秋から冬にかけてREIでインターンをしていました。最近新しい仕事を始め、現在は女性の健康に注力する地元のNGO組織のアドバイザーとして働いています。今後私は、組織の内部構造の改善に取り組みますが、これは上手くいけば組織の成長とアウトリーチの増加につながります。

REIでのインターンシップは、グローバリゼーションにおける修士号を得る一環でした。グローバリゼーションは、国際政治、文化、1800年代以降の政治、経済、文化、社会のトレンドに焦点を当てた学際的な修士号です。3学期には全ての学生がインターンシップを終了させ、同時にその分野に関する独立したプロジェクトを完成させました。REIの透明性、コアバリュー、そして組織の小規模さと柔軟性を理由に、私はREIでのインターンシップに応募しました。私の面接はすばやく、前向きな答えがありましたが、いくつかの難しい質問もありました。幸いなことに、面接の最後にはインターンシップの許可をいただき、そこで私の新たな冒険が始まりました。

REIで働く間、退屈な日はありませんでした!タスクの大小に関わらず、全てのタスクには明確な目標と目的がありました。私は5つのインターナショナルスクールとのコラボレーション企画に参加させていただき、「避難民の子どものたちに光を」というタイトルで素晴らしいコンサートを開催しました。皇居リレーやグレートワインブラフなどのイベントに参加したり、理事会や他のNGO団体、早稲田大学のREIの学生とのミーティングに参加したりしました。私はソーシャルメディアとWEBサイトの新しいアイデアを考え出し、更にシステムやアーカイブなどの更新などの小規模な管理を行なっていました。全てのタスクにおいて、ガイダンスが提供されると同時に新しいスキルに挑戦しました。そのため、日々の働きの中で同じ日はありませんでした!

REIで働き、東京にいる間、私は素晴らしい人々に出会いました。様々な国出身の素晴らしいボランティアとサポーター、ギャビー、モーリス、エスターなどの他のインターン、そしてもちろん、ジェーンに出会うことができました。チームは多様で刺激的でした。REIで出会った友人やその他東京にいる間に知り合った友人たちと今も連絡を取り合うことができて嬉しく思います。

REIでインターンをした経験は、その後の私の選択に大きな影響を与えました。一つ目に、タイとミャンマーの国境にある難民キャンプについてREIで学んだ後、長引く難民キャンプ居住に関するプロジェクトペーパーを書きました。その後、REIが支援する組織であるDAREの働きについても書きました。私の修士論文は、REIの様々なプロジェクトから刺激を受けました。

二つ目に、卒業後、私は地元の赤十字事務所で移住のためのコーディネーターとして働きました。働き始めたのは、ノルウェーがシリアでの戦争から逃れる難民のために国境を開いた直後でした。そして私は同僚と共に、難民の第三国定住に貢献したボランティアと協力して働きました。例えば、語学レッスン、実践的なタスク、社会的・文化的模範の指導、友情と誰かのために存在する自分自身の意義についてなどを教えました。赤十字事務所の私が勤めたセクションは、他のNGO団体、学校、自治体と協力して新しい家への移行が少し簡単になることを望んでいました。私はここで自分が持っているものに感謝することを学びましたが、他に類を見ないほどの荒廃と優しさの両方についても学びました。

その後、私はマイノリティ問題に注力して幾つかの仕事をしました。私は公共部門とコミュニケーション両方のプロジェクトに携わってきましたが、常にREIでの経験から学んだ知識とスキルが役に立っていることに気が付きました。先に述べたように、REIでの日々は毎日が新鮮で私は全てのことをREIで学びました。

REIでのインターンシップ応募を検討している人に私が言えるアドバイスは、「思い切ってやってみよう!」です。REIは素晴らしい場所です。面白く、刺激的で知的な人々に出会うでしょう。REI、そして東京にはたくさんの魅力が詰まっています。もしREIに関心を持っていただけたなら、気軽に私の連絡先をジェーンと彼女のチームに尋ねてください。あなたの思い切りの後押しをします!
Siri Solheim-Kristiansen