継続する支援、強くなるコミュニティ

Published
2026年09月07日

7月、REIの事務局長ジェイン・ベストはタイ・ミャンマー国境地帯を再訪し、REIが資金提供するプロジェクトを視察しました。同地域を1年のうちに2度訪れたのは今回が初めてです。

現地のチームは、彼女の再訪を心から歓迎しました。大手の国際NGOからの支援が失われつつある中、REIの支援者たちが今も自分たちの活動を信じ、復興への取り組みに変わらぬ関心を寄せ続けてくれていると知ることは、彼らにとって大きな意味を持ちます。キャンプで暮らす人々は、かつて受け取っていたような定期的な食料配給をもはや受けられなくなり、これまで無償だったサービスにも費用がかかるようになっています。家族たちは日雇い労働をしたり、互いに借り合ったりすることで、その不足分を補わなければならない状況です。

それでも、草の根で働く人々の強い意志により、これらのプロジェクトは力強く続いています。

「このような時代だからこそ、コミュニティの持つ力がいかに重要かを実感しました。人々が築いてきたつながりの広がりの価値は、これまで以上に大きな意味を持っています。過去の年度の卒業生たちが自分の学んだことを次の世代に伝え、コミュニティを形作るうえで重要な役割を果たしているのです」とジェインは語ります。

例えば、カレンニー社会開発センターでは、若者たちが人権、法律、民主主義、環境保護、リーダーシップスキルを学ぶ9か月間のコースに参加しています。ここで法的権利について学んだ2人の卒業生は、その後大学に進学し、卒業後は裁判官や弁護士としてコミュニティを支える立場に戻ってきました。

REIが支援するもう一つの取り組みである「依存症のための予防・教育・訓練プログラム」は、治療、教育、訓練を通じて依存症の問題に取り組んでおり、5つのキャンプで活動していますが、そのうち2つのキャンプでは活動の一部を縮小せざるを得ませんでした。しかしその影響力はリハビリテーションにとどまらず、治療を無事に終えた多くの人々が依存症教育者やコミュニティワーカーとなり、自らの経験を活かして他の人々を支える取り組みへとつながっています。

一方、「母子健康指導とベビーキットプロジェクト」は、新米の母親たちに健康教育と必要不可欠なベビーキットを届け続けています。このプロジェクトは乳児死亡率の削減に大きく貢献するとともに、健康に関する重要な知識を持つ女性たちのネットワークを着実に広げています。

7月の訪問は、これらのプロジェクトを支える強い意志と、継続的な支援がもたらす持続的な影響を目の当たりにする機会となりました。REIにとって、より強く、より健康で、より力を持ったコミュニティを築いている人々と手を携えられることは、大きな誇りです。

「彼らのレジリエンス(困難を乗り越える力)は今も輝き続けており、REIの支援者の皆さんが持続的な影響を生み出していることを改めて実感させてくれます」とジェインは語りました。